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神社信仰の対象:主たる信仰

私たちの生活に深く関わる形で信仰が根ざしてきた。

信仰の対象の神社数

私たちの生活に深く関わる形で信仰が根ざしてきた。以下にそれぞれの信仰に対するお社の数も併せて示しますが、これは神社本庁の1990〜1995年に実施した「全国神社祭祀祭礼総合調査」に基づきます。年代的には古いですが、実質的な活動状況の多寡はともかくとして、合祀などが積極的に行なわれていない現状から、ほぼ同数であると思われます。

八幡信仰

武家や寺院の守護神
八幡神社や若宮神社など
社数は7871社の最多を数えますが、これは荘園制の浸透、発展過程などとの関わりも大きく、著名な寺院などが支配する領が広がる中で全国的に分祀されていったようです。

◆ 祭神: 応神天皇・比売大神・神功皇后
◆ 本社: 宇佐神社(大分県宇佐市)・鶴岡八幡宮(神奈川県鎌倉市)
◆ 社数: 7871社

※ ちなみに、こうした本社の祭神を他所でも神霊を分かち祀ることを神道用語では「分霊」といい、分霊を他の神社に移して鎮祭することを勧請(かんじょう)といいます。

伊勢信仰

伊勢神宮内宮入口国家鎮護の最高神で、皇室の祖神です。中部・北陸を中心に信心を集める。
皇大神社、伊勢神社、神明社など



◆ 祭神: 天照大御神・豊受大御神
◆ 本社: 伊勢神宮(三重県伊勢市)
◆ 社数: 4451社

天神信仰

雷雨の神、学問や和歌などの神様。
天満神社、北野神社、天神神社など

◆ 祭神: 菅原道真(すがわらのみちざね)
◆ 本社: 太宰府天満宮(福岡県太宰府市)・北野天満宮(京都市)
◆ 社数: 3953社

稲荷信仰

稲荷信仰神の使いとしての狐は非常になじみ深いのではないでしょうか。元となるのは渡来人の秦氏の私祠といわれており、東寺の鎮守となったことや農村の民俗信仰などとも結びついて広がっていきました。


◆ 祭神: 宇迦之御魂神
(うかのみたまのかみ)
◆ 本社: 伏見稲荷大社(京都市)
◆ 社数: 2924社

熊野信仰

平安時代、熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社を中心として、神が宿るといわれる熊野の山々への信仰が高まり、皇室や貴族・武士・庶民階級にまで広く熊野詣が流行し、その様子は蟻の熊野詣といわれるほど賑わった。

◆ 祭神: 家津御子大神・熊野速玉大神・熊野夫須美大神
◆ 本社: 熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社(和歌山県)
◆ 社数: 2693社

諏訪信仰

北陸から中部地方にかけて信仰を集めています。諏訪神社、諏訪社、南方神社などが有名です。

◆ 祭神: 建御名方(たけまなかた)神・八坂刀売(やさかとめ)神
◆ 本社: 諏訪大社
◆ 社数: 2616社

祇園信仰

牛頭天王(ごずてんのう)・スサノオに対する信仰のうち、津島神社(愛知県津島市)を中心に東海地方に広まった信仰を津島信仰(つしましんこう)、氷川神社(埼玉県さいたま市大宮区)を中心に関東に広まった信仰を氷川信仰(ひかわしんこう)と呼ぶ。

◆ 祭神: 天照大御神・豊受大御神
◆ 本社: 八坂神社(京都市)
◆ 社数: 2299社

白山信仰

水の神、農耕の神、縁結びの神。
石川・福井・岐阜の県境にそびえる、霊峰白山を信仰する。白山は標高2,702mで、富士・立山とともに日本三山に数えられている。山頂に白山比刀iヒメ)神を祀り、古来修験道の修行道場として栄えた。四時雪をいただくことからその名があり、またシラヤマとも呼ばれる。主峰は御前嶽(ごぜんだけ・天嶺禅定〈てんりょうぜんじょう〉)で、その北方に大汝峰(おおなんじのみね)・剣ケ峰、南方には別山(べっさん・小白山)・三ノ峯などがあり、御前・大汝・別山を白山三所と称して特に重視した。

◆ 祭神: 菊理媛神(くくりひめのかみ)
◆ 本社: 白山比盗_社(しらやまひめじんじゃ)(石川県白山市)
◆ 社数: 1893社

日吉信仰

山王信仰ともいいます。日吉=日枝で、その日枝とは比叡山のことである。比叡山麓に鎮座する日吉大社が総本社で、東宮に大山咋神(おおやまくいのかみ)、西宮に父神の大己貴命(おおなむちのみこと)が祀られている。

◆ 祭神: 天照大御神・豊受大御神
◆ 本社: 日吉神社(滋賀県市)
◆ 社数: 1724社

春日信仰

藤原氏の氏寺であり、興福寺との関わりも深く広大な所領を背景に信仰が広まった。

◆ 祭神: 建御雷神(たけみかずちのかみ)・経津主神(ふつぬしのかみ)・天児屋命(あめのこやね)・比売神(ひめのかみ)
◆ 本社: 春日神社(奈良県奈良市)
◆ 社数: 1072社

三島・大山祇(おおやまづみ)信仰

山の神、海上の守護神。
武家に厚く信仰された一方農耕に関す る神事も行われ、農耕神としての一面もある。

◆ 祭神: 大山祇神・大山津美神(おおやまつみのかみ)
◆ 本社: 三嶋大社(静岡県三島市)・大山祇神社(愛媛県今治市)
◆ 社数: 704社

鹿島信仰

武神、水の神。
東日本は鹿島神宮を中心とする鹿島信仰で鹿島という土地柄が神聖な土地という概念から、また西日本では神宮に関連のないところから鹿島信仰となり、日本全土に広がっている。
「カシマ」という地名が全国で52箇所、鹿島神社は861社に及ぶ。熱海や静岡の海岸沿いに加え、神田明神にも鹿島踊りがあり、影響を与えている。春日大社の神様も鹿島神宮から移られた(影向・ようごう=神仏がこの世に現れた姿のこと)。
鹿島神宮が、伊勢神宮・香取神宮と並び927年の神宮が日本に3社であった記録からも鹿島神宮の重要性がある。
祭神である武甕槌神は、香取神宮の経津主神とともに中臣氏・藤原氏の氏神とされたことから、朝廷・中央貴族の信仰を受け、武神であることから武家の崇敬も受けた。戦の神様として、豊臣秀吉や徳川家康も崇拝し、日本の国獲りに影響を及ぼしたという。

◆ 祭神: 武甕槌神・建御雷神(たけみかづちのかみ)
◆ 本社: 鹿島神宮(茨城県鹿嶋市)・大山祇神社(愛媛県今治市)
◆ 社数: 604社

金比羅信仰

海上安全、雨祈願。
インドのガンジス川のワニを神格化した仏教の神に起源を持つ。

◆ 祭神: 大物主神
◆ 本社: 金刀比羅宮(香川県琴平町)
◆ 社数: 601社

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